スポンサーサイト

--/--/-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

子どもだけで映画を見にいく

2005/08/30 Tue
34865073_33.jpg


34865073_131-2.jpg

地元の市民ホールで、一日だけの映画上映会があった。
番組は、ハリポタのアズガバンの囚人(日本語吹き替え版)で、昼1時からと夕方6時半からの2回上映である。
会場は田舎の市民ホールであるとはいえ、某有力悪役国会議員のキモ入りで建てた自慢のハコである。そんじょそこらのシネコンよりもよほどキャパがあり、スクリーンも大きいのだ。
だが地元自慢とかはどうでもよい。
僕が考えたのは「子どもだけで映画を見にいくのって、ちょっとしたイベントじゃない?楽しそうじゃない?」ってこと。しかも時間は夜で、親に送ってもらうのでなく、自転車に乗って自分たちだけで見にいく。
ウチは都会から遠い田舎であるせいで、子どもたちにそういう楽しい事を、中々気軽にさせてあげることが出来ない。だが地元自治体が開催するイベントであれば、場所も家から近いし、比較的安心して送り出すことができる。

前日の夜に、首から下げる財布に入場料200円(安w)と、ジュースやなんかを買えるだけの小額のおこずかいを入れてあげた。
そして昨日の夕方、カオさんに送り出されて、チンコズは喜び勇んで出掛けて行った。
映画の終了時間は8時45分である。勤めを終えて夕飯を済ませた僕は、テンションが上がりまくっているであろうチンコズを迎える為に、8時30分ごろ自転車でのんびりと家を出た。夏のお楽しみイベントであるとはいえ、さすがに夜道を子どもたちだけってのはまだ早い。早いったら早い。

エントランスから中に入ると、ホール内からエンドタイトルの音楽がかすかに漏れ聞こえてくる。それを聞いていると、なんとなくワクワクして開放的な気分になってくる。僕も一緒に見られたら楽しかっただろうなと思った。
ホールからは続々と家族連れがはき出されてくるが、ユタハルはまだ出てくる様子はない。きっと客電が灯って明るくなるまで出てこないだろう。
エンドクレジットも含めて、映画を丸ごと楽しみつくそうというその姿勢は中々良いと思う。教えた訳でもないのに、ウチのチンコは正しく育っている。
入場の制限処置は既に終わっていたので、僕は暗いホールの中に入ってみた。

ユタとハルはすぐに見つける事ができた。最前列のシートから、頭が二つくっついたり離れたりしているのが見える。あれが多分そうだ。
こんなに大きなスクリーンの会場で最前列なんて強烈に見難いだろうに、バカだなあ。でも一番前が良かったんだろうな。気持ちはわかる。
そういう事を考えながらニヤニヤしつつ忍び足で近寄り、ユタハルの真後ろの席にそっと腰掛けた。
ふたりはスタッフロールを見ながら、時々お互いに耳打ちして何かを話している。
その姿は、とても仲良しの友達か双子の兄弟の様で、ケンカばかりしている家での様子は微塵も感じられない。
そのうちにユタが僕に気付いて驚いて声をあげた。
「おとうさん!」
「おう、面白かったか?」
「うん!お父さんも見とったん?」
「見てないてw 今来たとこ」
「ちゃんとお金払って入ってきた?」
「もう終わりやからタダやったよ」
それからは場内が明るくなるまで、ふたりから延々とストーリーを話して聞かされた。興奮していて殆ど説明になっていなかったが。

帰り道は、夜風が涼しくて気持ちが良かった。
明日で夏休みも終わりですね。
今度は懐かしの大作映画でもやってくれないかな。大脱走とか。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。