スポンサーサイト

--/--/-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オトンは怒るととても怖いという誤解

2007/03/26 Mon
0703261.jpg

昨日のエントリーで、ピースが地震に怯えて失禁したと書いたが、正確にはちょっと違う。

揺れが始まった時、僕は2階にいた。
階下の居間では、カオ(妻)とピースがコタツにあたっていた。
子どもたちは、親戚の家に泊まりがけで遊びに行っていて不在だった。
揺れ始めてしばらくすると、階下からカオの叫び声が聞こえた。
揺れはおさまっていなかったが、僕は階下に下りる事にした。
階段を下りて玄関ホールに出ると、カオとピースも居間から移動してきていた。
僕の家は田んぼの真ん中に建っているので、周りには建物は殆ど無く見通しも良い。こんな時は、屋内に留まるよりは外に出た方が安全に思えた。だからとりあえず外に出る事にした。
カオがピースにリードを付け、僕はピースを抱き上げようと歩み寄った。今思うと、その時の僕はせっぱ詰まった余裕の無い顔をしていたに違いない。ピースは多分僕のその表情を恐れて、居間の中に走って逃げた。
僕はすぐに後を追った。何か叫んだような気もするが憶えていない。
ピースは振り向いて追いかける僕を見上げた。そこには異様な形相で手を伸ばすデカイオヤジが居た。デカイオヤジは地響き(地震の音)を立ててピースに迫ってくる。
ピースはコタツの布団の上にゴロンと横になって腹を見せた。
僕はピースをひっつかむと、抱きかかえて玄関へ走った。

玄関から1歩外に出たところで、地震の揺れは既におさまっている事に気付いた。
しばらく外に留まってから、テレビで情報を得る為に家の中に戻った。
居間に戻ると、コタツ布団のピースが居たあたりがぐっしょり濡れている。
僕は自分の左の腕も黄色く濡れている事に気付いた。
僕とカオは顔を見合わせ「やっちゃったね」と笑った。
もちろんピースを叱ったりはしなかった。むしろオシッコをもらしてしまうほど怖かったのかと、可愛そうに思った。
オシッコで濡れたピースのお尻を洗い、コタツの布団と僕のシャツを洗濯機に放り込みながら、僕とカオは「ピースはきっと、おとうさんが地響きをたてて怒っていた。」と思っているだろうねと話して笑った。

ここまでが昨日の話。

0703262.jpg

今朝僕がシャワーから出ると、ピースがキッチンを荒らしていた。
キッチンペーパーを噛みちぎり、ビリビリに引き裂いてある。
僕はピースを叱ろうと一歩前へ出た。
咄嗟にピースは逃げようとした。
僕は大声で「動くな!」と言った。
ピースはピタリと止まり、「オスワリマテ」の状態で、僕を上目づかいで見た。これは明らかに悪いことをしたと分かっている顔だ。こういう時はしっかりと叱らないといけない。
「これは何だ!!!」
僕は散乱するキッチンペーパーを足でドンと踏みつけた。
ちょうどその時に余震がきた。
僕が怒りにまかせてドシンとやったのと同時に、地面がゴゴゴと音を立てて揺れた。
ピースはまたもゴロンとお腹を見せた。
今度は失禁しなかった。

僕が怒る事と、地面が揺れる事を、ピースが関連づけて考えているかどうかは分からない。
僕に対して過剰な恐怖心を持たれてしまう事は不本意だが、でも「お父さんを怒らせるととても怖いと思わせておいた方が好都合かもしれない。」と考えてしまう自分もいる。
ピースには気の毒だが、ここはあえて誤解を解かないってのもアリかなと思っている。
怖い思いをしたピースには、帰宅してからいつもより優しく接しようそうしよう。

0703263.jpg


スポンサーサイト


テーマ : 犬との生活 - ジャンル : ペット
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。