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Dust My Broom

2009/11/21 Sat
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 ピースを連れて外に出る。
 どうでもいいような何も無い場所を選んで、唐突に地べたに腰を下ろす。
 ピースは先に進みたい様子だが、あえてそれは無視する。
 リードを限界までぴんと張って、座り込んだ僕を引っ張って、無理矢理に前に進もうとしていたピースだったが、僕に動く気がない事を知ると、やがてあきらめたように、僕の隣に腰を下ろす。
 ピースのお尻は、僕のお尻に軽く触れている。

 僕はピースが、たとえ渋々にでも自分に付き合ってそこにじっといてくれる事を嬉しく思う。
 しみじみとした幸福を感じる。
 僕は顔を動かさずに、視界の隅で、風の匂いを嗅ぐピースを見る。
 冷たい風がぴゅうと吹く。
 お尻が冷えてきた。
 お前もお尻、冷たいか?
 そろそろ行くか。

 やおら腰を上げる。
 立ち上がる僕を見て、ピースも飛び上がるように立ち上がる。

 家へと続く道を歩き出す。
 不意を突いて、突然ダッシュしてみる。
 ピースは「わおん」と吠えて、僕を追って走り出す。
 軽々と追い抜かれる。

 相棒に引っ張られて走る帰りの道は早い。
 僕らの家は遠くて近い。
 ピースは自分の家をちゃんと憶えているのかな。

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