スポンサーサイト

--/--/-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

少年ズウミの素敵な遊び場

2008/09/15 Mon
IMG_7134.jpg

 ちょっとしたヤボ用で実家に顔を出した帰り道、すぐ近くを流れる一級河川“手取川”の堤防緑地で、ピースと一緒に道草をくった。(ピースはちゃんとロングリードで繋いでありますよ)

 この手取川は、かつて“石川”と通称された時代があった。現在のように十分な治水が成されていなかった頃、この川は度々氾濫を繰り返し、そんな時の濁流の激しさは、上流の巨大な岩石を押し流し、はるか下流にまで運んでしまうほどであった。岩石も流されてしまうほどの激しい流れのこの川は、いつしか地域の人々から“石川”と呼ばれるようになり、後に石川県の県名の由来となったのだった。
 この川にそんないわれがあることなどは露知らず(もしかして学校では習っていたかもしれないが)、小学生の僕は、日がな一日、仲間と一緒にここで遊び転げていた。
 この堤防付近は、本当にいい遊び場だった。夏には川べりまで下りてサワガニを探し、冬には雪が降り積もった堤防の傾斜をゲレンデ代わりにして、日が暮れるまでミニスキーで遊んだ。
 適度にワイルドで、楽しい少年時代だったと思う。


IMG_7089.jpg

 その当時、一枚目の写真の、道路左手の草地部分には、幾本もの雑多な樹木が繁っており、ちょっとした雑木林の体を成していた。僕らはその雑木林を“ふるやの森”と呼び、格好の遊び場としていた。しかし学校の先生からは、ふるやの森は危険だということで、そこで遊ぶことは固く禁じられていた。
 確かに今思えばふるやの森の中は、昼でも薄暗く、足場はあまり良いとは言えなかったし、マムシが棲んでいたりして、子どもにとってはちょっと危険な場所だったかもしれない。浮浪者が住み着いているという噂がまことしやかに流れた事もある。
 ふるやの森に住む浮浪者、通称“ふるやのこじき”の噂を聞きつけた僕らは、徒党を組んで浮浪者の人を探しに出かけたものだ。しかし実際に会ってどうするかは誰も考えていなかった。とにかく会ってみたい、というより見てみたい。それだけだった。
 だが結局、浮浪者の人にはとうとう会えずじまいなのだった。果たして本当にあの雑木林に人が住み着いていたのかどうか、今考えると怪しいものだ。


IMG_7099.jpg

 そんな秘密めいた楽しみに溢れていたこの場所だったが、今ではすっかり整地が進み、雑木林は伐採され、どこもかしこも明るい日が射す安全な場所になってしまった。
 当時を知る僕にとって、それはちょっと寂しいことではある。しかしその代わりに、今ではすっかり開けたこの土地は、犬と走り回るのには最適なスペースに生まれ変わっていたのであった。
 小さい頃に楽しく遊んだこの場所は、姿を変えて、これからも沢山僕らを楽しませてくれそうな、そんな嬉しい予感がするのであった。


にほんブログ村 犬ブログ ビーグルへ
いつもありがとうございます。
この記事へのコメント
春にアジリティーパーティーがあった場所ですね。
ご実家、すぐ近くだったんですね。
少年ズウミは、ふるやのこじきを探してふるやの森に行ってたんですね。
たぶんそのころ少年あんちょびパパ(長っ)は、ほうき片手に口裂け女を捜しまわってましたよ(笑
あんちょびパパ | URL | 2008/09/15/Mon [EDIT]
■あんちょびパパさん
そうです。アジリティーパーティーがあったその場所ですね。
口裂け女パニック、怖かったっすね。積極的に探しまわっていたとは、豪気ですw
ズウミ | URL | 2008/09/15/Mon [EDIT]
相変わらずナイスピ-スですね!
今日はデジイチの綺麗さより手取川と石川の由来に感動の日でした。(知らなかった~)
サリ-ママ | URL | 2008/09/15/Mon [EDIT]
■サリーママさん
よく晴れた撮影日よりでした。やっぱりワンコには、青空と緑が一番似合いますね。
石川の由来は、実は僕もこの日記を書くために改めて調べ直して知ったのです。偉そうに説明してるクセに、実は知ったばかりだったっていうw
ズウミ | URL | 2008/09/15/Mon [EDIT]
コメントを書く
管理人にのみ表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。